冬の地方都市は夜になると冷たい風がビルの谷間を吹き抜け、街灯りがオレンジ色にぼやけていた。俺は企画部のユウジとして、部長のチサトと二人で出張に来ていた。今日の商談は午後遅くまで続き、疲れ切った体でビジネスホテルにチェックインしたのは九時過ぎだった。部屋はツインではなく、なぜかダブルベッドの部屋しか空いていなかった。チサトは「まあ安いし、仕方ないわね」と笑って割り切っていたが、俺は少し気まずさを感じていた。
チサトは三十四歳で企画部の部長だ。背が高く、スタイルも良い。冬の出張とはいえ、黒いタイトなスーツを着ていて、胸元のボタンが少しきつそうに見えた。カーディガンを羽織っていたが、厚手の生地越しにも豊かな胸のシルエットが強調されていた。第一印象は、いつもクールで完璧な仕事人というものだったが、今日の夜はホテルに戻った後の表情に少し緩みがあった。
部屋に入ってすぐにシャワーを浴び、簡易な夕食を済ませた後、チサトがミニバーからビールを出してきた。「今日は少し飲む? 商談疲れだし、眠れなくなるまでじゃない程度にね」。二人はベッドの端と椅子に座ってグラスを傾けた。外は雪がちらちら舞い始めていて、窓ガラスに小さな音を立てていた。部屋の中は暖房が効いていて、暖かい空気がこもっている。ビールの苦味と、チサトの香水の甘い匂いが混ざっていた。
「ユウジくん、最近の資料まとめ、よくできてたわよ。あのプレゼン、かなり助かった」。チサトはグラスを傾けながらそう言った。声はいつもより少し低めで、目元も緩んでいた。俺は「ありがとうございます」と答えながら、彼女の胸元に視線が吸い寄せられるのを自覚していた。服を着たままでも、冬の空気の中で暖かくなった体が少し重く感じる。時間が過ぎるにつれ、会話は仕事から少しずつプライベートなことに移っていった。チサトは離婚歴があることをぼんやりと語り、俺はただ頷いていた。
二杯目が終わった頃、チサトは立ち上がってスーツのジャケットを脱ぎ始めた。白いブラウスが露わになり、胸の膨らみがはっきりと形作られる。彼女は「ちょっと暑くない?」と言ってブラウスを脱ぎかけたが、途中で笑った。「あ、失礼。こういう部屋だとつい気が緩むわね」。俺は視線を逸らそうとしたが、完全に逸らせなかった。チサトの豊満な胸が、薄手のブラウス越しに柔らかく揺れているのが視界に入ってくる。空気はビールの甘い香りと、彼女の体温が混ざったような熱を帯びていた。
チサトはベッドの縁に腰を下ろし、俺のすぐ隣に座った。「ユウジくん、緊張してる? 出張は二人きりだと妙な空気になるものよ」。彼女の声は低く、息遣いが少し熱っぽかった。俺は「少しですね」と答えた。チサトはゆっくりと近づいてきて、俺の膝に自分の手を置いた。指先がじわじわと太ももを撫でる。触れられた部分が熱く火照り、呼吸が浅くなる。彼女は「ここなら誰にも邪魔されないわね」と囁いた。窓の外では雪が音もなく降り続き、部屋の中は密室のような静けさだった。五感が鋭くなる。彼女の髪の香り、布ずれの音、指先の温かさすべてが意識を支配した。
チサトは服をさらに脱ぎ始めた。ブラウスを脱ぎ、黒いブラジャーの下から豊満な胸がほとんど溢れんばかりに強調される。彼女は俺の前に跪くようにして、ジーンズのファスナーに手をかけた。「これ、いいかしら? 酒のせいもあるけど……本当に抜けなくなってるみたい」。会話の往復が続き、俺は「チサトさん……」としか言えなかった。彼女は笑いながら「部長じゃなく、チサトって呼んで」と言い、股間に顔を埋めるように近づいてきた。鼻先が布越しに熱く感じられ、俺の体がびくりと反応する。彼女の吐息が直接当たる気がした。
彼女は俺のものをゆっくり取り出し、舌先で先端を舐め上げた。視覚では、豊満な胸が俺の太ももに押しつけられ、白い肌が冬の暖房の光で艶やかに光っているのが見えた。触覚では、ねっとりとした舌の感触が絡みつき、口腔内の湿った熱が包み込む。チサトは喉の奥まで深く咥え込み、ゆっくりと頭を上下に動かした。唾液の音が部屋に響き、彼女の吐息が混じる。聴覚が敏感になり、その湿った音が鼓膜を震わせた。匂いは彼女の体臭とビールの残り香が混ざり、甘く重い。味覚では、彼女の舌が絡む感触が直接伝わってくる。
チサトは時折顔を上げて「気持ちいい? もっと深くてもいいのよ」と囁き、再び喉奥まで咥え直す。豊満な胸が揺れ、俺の脚に押しつけられる感触が強い。彼女の舌遣いはねっとりとしており、根元まで舐め上げ、舌を這わせながら吸い付いてくる。心理的には、部下と上司という関係が禁断の興奮を呼び、罪悪感と快楽が同時に押し寄せた。チサトは目を細めて俺の反応を確かめながら、速度を少しずつ上げていく。汗が背中に浮き、呼吸が荒くなる。部屋の温度は上がったまま、二人だけの密室がさらに熱を帯びた。
彼女はさらに深く咥え、喉を鳴らしながら動きを続ける。唾液が溢れ、彼女の顎を伝う音が聞こえる。胸の感触が何度も脚に当たって、視覚的にも官能的だった。俺は彼女の肩に手を置くが、チサトはそれを許すように動きを加速させた。感情の高まりとともに、 climax が近づく。チサトは最後まで喉奥で受け止め、ゆっくりと引き抜いた。彼女の唇は濡れて光り、目には妖艶な光が宿っていた。
行為が終わった後、チサトはゆっくり立ち上がり、服を着直した。「これは出張の間だけの話にしましょう。明日からはまた部長と部下に戻るわ」。声は少し掠れていたが、冷静さを保っていた。俺はまだ体が熱いままで、言葉が出なかった。窓の外の雪は少し強くなっていた。チサトは「今日のことは忘れないでね。ただ、仕事には持ち込まないように」と微笑んだ。部屋を出る彼女の背中は、いつものクールな部長に戻っていた。俺はベッドに腰を下ろし、残った熱と、かすかな彼女の香りに包まれながら、夜の深まりを感じた。出張はまだ一日残っていたが、その夜の密室の記憶だけが、静かに胸に残った。



























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