冬の夜、地方都市のビジネスホテルに着いた俺は、疲れ切った体をロビーのソファに沈めた。外は雪がちらついており、午後八時を回ったあたりで辺りはひっそりと暗くなっていた。出張の打ち合わせが長引いたせいで、夕飯もろくに取れず、胃が空虚に鳴っていた。スーツ姿のまま、ネクタイを緩めて深呼吸をした。会場は地方のチェーン系ビジネスホテルで、客室はどれも似通った無機質な作りだ。部屋に戻る前に、フロアにあるバーでビールを一杯だけ飲んでから休もうと思った。
バーのカウンターに座ると、隣に二十歳くらいの女子が一人で座っていた。文学部の女子大生、レイナという名前だと後で知る。黒いセーターに白いスカート、膝まであるブーツを履いた格好で、柔らかい髪を肩あたりまでに下ろしていた。セーターの胸元がふっくらと張り出していて、大きくて柔らかそうな乳房が布地を押し上げているのが視界に入った。初めて見る相手だったが、目が合った瞬間、彼女は少し照れたように笑った。
「出張ですか? こんな田舎町まで、珍しいですね」
レイナがグラスを傾けながら話しかけてきた。声は柔らかく、少し高いトーンで、緊張を和らげるような響きがあった。俺はスーツの胸元を指して答えた。
「はい、明日の商談で。あなたは?」
「私、近くの大学に通ってるんです。試験が終わって、ちょっと贅沢にホテルで一人飲みしてたところです」
会話を続けているうちに、彼女の第一印象が鮮明に残った。肌は白く、冬の冷えで頰が淡く赤らんでいる。セーターの下の胸の形が、息をするたびにゆっくりと上下する。距離はカウンター越しでも、彼女の香水の甘い匂いが微かに漂ってきた。ビールの苦い味と混ざって、夜の空気が少しずつ暖かく感じられた。
二杯目が空になった頃、レイナが横目で俺を見て言った。
「部屋、寂しくないですか? せっかくなら、もう少し話しましょうか」
その誘いに乗る形で、俺たちはエレベーターに向かった。客室のドアを開けると、部屋の中は暖房でほのかに暖かかった。窓の外では雪が音もなく降り続け、街灯りのオレンジ色が薄く差し込んでいる。
部屋に入ってすぐに、レイナがソファに腰を下ろした。俺がコートを脱いでハンガーにかけ、彼女もブーツを脱ぐ動作をする。セーターの袖をまくり上げた腕のラインが柔らかく、胸のふくらみがより強調された。座る位置が近いせいで、彼女の太ももがスカートの下から少しだけ覗いている。
「寒いですね。もっと近くにいてもいいですか?」
レイナがそう言って、俺の隣に体を寄せてきた。触れた瞬間の感触が、冬の冷えた空気とは対照的に温かい。セーター生地越しに、彼女の胸が俺の腕に軽く当たる。柔らかくて、形を保ちながら押し返してくる感触が手に残った。彼女の髪の香りが鼻をくすぐる。シャンプーの爽やかな匂いと、わずかな甘い汗の混ざった匂い。
「こんな風に触れられるの、初めてかも」
俺がそう呟くと、レイナは頰を赤らめて笑った。
「私も。出張の人とこんなに近くで話すなんて、変わってるよね。でも、すごく落ち着く」
会話をしながら、俺は彼女の腰に手を回した。レイナも俺の胸に掌を当てて、指でゆっくりと円を描いた。息が重なり合う距離で、彼女の吐息が頰にかかる。スカートの布地が俺のズボンに擦れる音が、静かな部屋に小さく響いた。
手が自然に胸元へ向かう。セーターの上から、大きな乳房を覆うように掌を添えた。生地越しでも伝わる柔らかさと重みが、指先に強く印象を残した。レイナが小さく吐息を漏らし、体を少し震わせる。
「もっと、強く……」
彼女の声が耳元で響いた。その言葉に促されて、俺はセーターをまくり上げた。下に着けていた白いブラが露わになり、豊かな胸がはみ出すように押し出されている。ブラの端を指でずらしながら、直接肌に触れた瞬間、レイナの体がびくりと反応した。乳房は掌に収まりきらないほどの大きさで、指を沈めると柔らかく波打つ。乳首がすでに硬く尖っていて、親指で軽く転がすと彼女が喉の奥で声を上げた。
「熱い……あなたの指、熱いよ」
レイナが俺のネクタイを緩め、シャツのボタンを一つずつ外していく。彼女の指が肌に触れるたびに、背筋に甘い痺れが走った。互いの服を脱ぎ捨てる動作の中で、彼女のスカートが床に落ち、白い下着があらわになった。ホテル特有の白いシーツのベッドに、レイナが体を横たえる。雪の音が外で静かに降り積もる中、部屋の中だけが熱を帯び始めていた。
クライマックスに入る頃、レイナは俺の上に跨がった。馬乗りになった彼女の太ももが俺の腰を挟み、豊満な胸が目の前に揺れる。乳房が重力に逆らって揺れ、形を変えながら俺の胸に押しつけられた。肌と肌が密着する感触は、冬の夜の冷たさを忘れさせるほどの熱さだった。彼女が腰をゆっくりと前後に動かし始めると、結合部がぬるぬると濡れた音を立てた。レイナの内側の締め付けが強く、俺のものを包み込む熱が伝ってくる。
「動くよ……もっと奥まで」
レイナが息を切らしながら囁き、腰の動きを強めた。彼女の乳房が激しく上下に揺れ、汗の雫が乳首から伝って俺の腹に落ちる。乳房を両手で揉みしだすと、指がめり込むほど柔らかく、乳首を摘むとレイナが大きく体を反らした。耳元で聞こえる彼女の喘ぎ声が、部屋に響き渡る。肌の擦れ合う音、床を踏むベッドの軋み、彼女の吐く熱い息が混ざり、五感すべてが彼女に集中した。
「もっと、激しく……馬乗りで、振り続けるから」
レイナの言葉通り、彼女は激しい動きを止めなかった。腰を振り下ろすごとに、結合部が奥深くまで届き、乳房が俺の掌から溢れ出す。汗で濡れた胸の谷間が光り、彼女の匂いが鼻腔を満たす。俺は彼女の腰を掴み、動きに合わせて押し上げた。レイナの声が次第に高くなり、体が小刻みに震える。
「イキそう……あなたの、中で……」
クライマックスを迎えた瞬間、レイナの内側が激しく収縮し、俺も限界を迎えた。彼女の胸が俺の顔に覆い被さるように落ちてきて、柔らかい感触と汗の味が口の中に広がった。
行為が終わった後も、レイナは俺の上に崩れ落ちたままだった。胸の重みが心地よく、彼女の心臓の音が俺の胸に伝わる。汗で濡れた肌を指でなぞりながら、二人はしばらく息を整えた。
「出張の人と、こんなことになるなんて……」
レイナが小さな声で笑った。俺は彼女の髪を指でかき上げ、額に軽くキスをした。
「俺も、意外だったよ。また会えるかもな」
レイナは少し寂しそうな表情で体を起こし、服を拾い始めた。窓の外では雪がまだ降り続いている。彼女が部屋を出る直前、こちらを振り返って言った。
「楽しかった。ありがとう」
ドアが閉まる音が響き、部屋には再び冬の静けさが戻ってきた。俺はベッドに横たわり、彼女の残した匂いと感触をゆっくりと思い返した。



















































