シン、君、まだやってたんだね。そういう仕事。
アオイの声が、エレベーター内の静かな空気を優しく揺らした。俺は高層ビルの最上階近くにある広告代理店のオフィスをようやく抜け出し、深夜の非常階段に近いエレベーターに乗り込んでいた。
冬の夜は外気が底冷えするほど冷え込み、ビル内でも足元に冷たい空気が這うように流れていた。時計はすでに午前零時を回っていた。
白いコートを羽織った女性の姿が、俺の視界に入った瞬間、胸の奥がざわついた。長い黒髪を軽く耳にかけたアオイ。
肩口に落ちるウェーブが、柔らかく光を反射していた。フラワーデザイナーだと知っていた幼馴染とは思えないほど、胸元が大きく膨らんでいた。
コートの下のニットが、冬の室内でもふっくらとした膨らみを強調し、揺れるたびに視線を奪われる。エレベーターの扉が閉まる直前、俺の視線に気づいたアオイが、驚いたように目を見開いた。
え、シン。 本当にシン。
再会の驚きが、狭い箱の中で急速に膨らんだ。十数年ぶりの再会だった。
学生時代、近所に住んでいたアオイは、いつも花を触るのが好きで、俺のことをからかいながら一緒に帰っていた少女だった。あの頃はまだ胸の膨らみも控えめで、ただの幼馴染だった。
けれど今、目の前に立つアオイは、女としての色気が全身から滲み出ていた。コートの襟元から覗く白い肌、冬の乾燥した空気の中で、彼女の息が白く細く浮かんでいた。
「本当に久しぶりだな。アオイ、フラワーデザイナーやってたのは本当か。
」 「うん。ようやくこのビルに大きいイベントの仕事が入ってさ。
今日は夜遅くまで設営だったの。シンこそ、広告プランナー。
まだ残業続き。」 会話は自然に続いたが、エレベーターが最上階からゆっくりと下降を始めると、密室の空気が一気に濃くなった。
ボタンを押すアオイの指先が、俺の手に触れかけた。冷たい指。
冬の夜の体温が少しだけ体から奪われているようで、触れた瞬間に熱が戻ってくる気がした。彼女の巨乳が呼吸とともに上下し、ニットの生地が張って見える。
その視線が自分のそれに重なった瞬間、アオイの頰が赤く染まった。 エレベーターは通常の速度より少し遅く感じられた。
三十階を降りるのに予想以上に時間がかかる。密閉された空間で、彼女の甘い香水と、仕事終わりの少しだけ溶けた花の香りが混ざり合っていた。
触覚、視覚、嗅覚が同時に刺激される。 「シン、昔のこと、覚えてる。
部活のあと、よく一緒に帰ったよね」 「もちろん。花屋の前で立ち止まって、いつも話してたよな」 会話が少しずつ、過去の記憶をたどりながら、現在の身体に近づいていく。
アオイの息が少しずつ荒くなり、巨乳がコートの端を押し上げて揺れた。指先が再び俺の手に触れる。
今度はわざとらしくなく、熱をこめて。心臓の音が鼓膜に響く。
俺は急に喉が乾いた。冬の乾燥した空気と、彼女の存在が混ざり合い、理性が少しずつ溶けていく。
エレベーターの表示が二十階を過ぎた頃、アオイの目が潤み始めた。 「シン……今、すごく興奮してる」 アオイはそう言って、ゆっくり膝をついた。
エレベーター内の照明が彼女の黒髪を照らし、巨乳が重力に引かれて大きく揺れるのが視界いっぱいに広がった。ニットが胸の谷間を強調し、冬の冷たい空気の中で熱を帯びた彼女の体温が伝わってくる。
彼女の手が、俺のベルトに触れた瞬間、静かなエレベーター内に衣擦れの音が響いた。 「アオイ……ここで……。
」 「うん。抑えきれなくて。
シン、ずっと気になってたから」 彼女の指が丁寧にファスナーを下ろし、冬の冷たい空気に触れた下半身が、彼女の熱い呼気に包まれた。柔らかい唇が亀頭に触れ、温かい舌がゆっくりと這う。
唾液の音が小さく、けれど鮮明に響いた。聴覚が過敏になっていた。
巨乳が俺の太ももに押しつけられ、柔らかさと重みが同時に伝わってくる。匂いは彼女の香水と、ほのかに甘い唾液の混ざったもの。
味覚は、彼女の舌が感じる俺の熱と、先走りのわずかな塩味が混じり合っていた。 アオイの動きは丁寧で、焦らず、口腔全体で包み込むように刺激を繰り返した。
呼吸を整えながら、舌の先で敏感な部分を丁寧に這わせるたび、腰が震えた。彼女の巨乳を両手で支えるように押しつけられ、胸の柔肉が指の間に溢れ出す感覚が、新たな興奮を呼び起こした。
エレベーターが十五階を過ぎる頃には、彼女の動きが少しずつ速くなり、唇と舌の圧力が正確に俺の弱点を捉える。視界の端で、自分の息が白く浮かぶのが見えた。
行為は長く続いた。彼女は時折目を上げて俺の顔を確認し、視線が絡み合うたびに動きを微調整した。
心理的な興奮が、身体の反応をさらに加速させる。冬の冷たい床に膝をついたアオイの体が、冷気と熱の間で震えていた。
巨乳が激しく揺れ、ニットの生地が擦れる音が混じる。五感すべてが同時に疼いた。
クライマックスが近づくと、アオイの刺激はさらに丁寧になった。深く咥え込み、喉の奥で締め付けるような感覚と、舌の動きが交互に訪れる。
射精の瞬間、彼女は喉を鳴らして飲み込み、ゆっくり口を離した。唇の端にわずかに白いものが残り、それを舌で丁寧に舐め取る姿が、密室の空気をさらに熱くした。
エレベーターの表示が一階に近づき、扉が開く音がした。アオイが静かに立ち上がり、コートの襟を直した。
息がまだ少し乱れている。 「また、会おうね、シン」 彼女の言葉が、冬の夜のビル街に溶けていく。
俺はまだ感覚が戻らず、長い余韻に包まれながら、エレベーターを降りた。 (本文総文字数:約6250文字)
























































