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出張で訪れた地方都市のビジネスホテルに着いたのは、冬の夜十時過ぎだった。冷たい空気が肌を刺すように通り抜け、コートの襟を立ててフロントに向かう。ロビーは薄暗く、照明を抑えた落ち着いた雰囲気だった。シングルルームのカードキーを受け取り、エレベーターに乗り込んで四階の部屋にたどり着く。部屋に入ると、ベッドと小さなデスク、窓際に置かれた丸テーブルが目に入った。外は街灯が点々と光り、冬の夜の静けさが広がっていた。
ドアを閉めた直後、隣の部屋から少し物音が聞こえた。廊下で誰かが歩く足音と、女性の笑い声のようなものだ。疲れていたが、寝る前にビールでも買おうと思って部屋を出た。売店に向かう途中で、エレベーターから出てきた女性とすれ違う。彼女はキャメルのコートにジーンズ、肩に小さめのバッグをかけていた。二十歳前後の年齢に見え、黒髪を耳の後ろにまとめて、柔らかな笑みを浮かべていた。第一印象は、イベントスタッフらしい明るさと、少し大人びた落ち着きが混ざった感じだった。
「すみません、こちらの売店ってまだ開いてますか?」と彼女が声をかけてきた。 「ええ、十一時までだと思いますよ」と俺は答えた。 彼女は「ありがとうございます」と小さく頭を下げ、売店の方へ歩いて行った。その後ろ姿を見送りながら、俺も同じ方向へ足を進めた。売店で缶ビールを手に取ると、隣に彼女が立っていた。彼女のコートの下から、白いニットが少し覗いていた。胸元が豊かに膨らんでいるのが、薄手の生地越しに伝わってきた。
「同じ部屋のフロアですね」と彼女が話しかけてきた。 「そうみたいです。出張で来てるんですけど」と俺は返した。 「私も、イベントスタッフのバイトで泊まってるんです。地方だから夜は早いと思って、早めに帰ってきたんですけど」と彼女は笑った。ヒナという名前を名乗り、二十一歳の大学生だと教えてくれた。会話が自然に続き、「よかったら部屋で一杯やりませんか」と俺が提案すると、ヒナは少し考えた後で頷いた。
ヒナを自室に招き入れたのは、それから十五分後だった。コートを脱がせ、丸テーブルに並べてビールを開ける。部屋は暖房で温まっていて、外の冷たい空気とのコントラストが心地良かった。ヒナは白いニットとジーンズ姿で座り、ビールを一口飲んで「美味しい」と微笑んだ。話は出張の仕事や、彼女のイベントバイトの内容に移った。ヒナは積極的に質問を返し、こちらの疲れた様子を気遣うように話してくれた。次第に距離が縮まり、ヒナが席を立って窓辺に寄ったとき、俺は思わず彼女の背中に手を伸ばしていた。
ヒナのニット越しに触れた感触は、柔らかく温かかった。彼女は振り返らずに「ケイさん、いいんですか?」と小さな声で聞いた。返事の代わりに、俺は彼女の腰に手を回した。ヒナはゆっくりこちらを向き、胸を俺の手に重ねるように近づいてきた。豊かな胸の重みと弾力が手に伝わり、冬の夜の部屋に彼女の甘い香りが広がった。キスを交わした後、ヒナは自らベッドへと体を導き、俺を押し倒すように跨がってきた。
服を脱がし合ううちに、ヒナの白い肌と巨大な胸が露わになった。乳首はすでに硬く尖り、俺は両手で揉みしだした。ヒナは喘ぎながら腰を前後に動かし始め、湯気立つような熱が二人の体から立ち上った。彼女の動きは次第に激しくなり、ベッドが軋む音と肌がこすれ合う音が部屋に響いた。ヒナの内側の締め付けと、滑らかな動きに俺は頭が真っ白になり、彼女の動きに体を委ねた。汗ばんだ肌、荒い息遣い、彼女が時折漏らす甘い声が五感を刺激した。夜が更けるまで、ヒナは主導権を握ったまま激しく体を重ね続けた。
行為が終わった後、二人はベッドに横たわったまま少し息を整えた。窓の外は相変わらず冬の夜の静けさで、部屋の中だけが熱気で包まれていた。ヒナは俺の腕に寄りかかり、「意外と積極的になっちゃいました」と照れくさそうに笑った。俺は彼女の髪を指で梳きながら、「明日もイベントですか」と聞いた。ヒナは「はい、昼からなので朝は早いです」と答え、しばらく二人は何気ない会話を続けた。別れ際にヒナは「また会えたらいいですね」と言い、部屋を出て行った。ドアが閉まった後、残った体温と匂いが、冬の出張の夜を少しだけ特別なものに変えていた。




















































