夜のビル最上階は、冬の冷気がガラス越しに染み込んでいた。十二月、すでに外は氷点下。
俺、イチロウはフリーランスのカメラマンとして、この取り壊し予定のオフィスビルに忍び込んでいた。展示用のスナップを撮る口実で、廃墟の静けさを記録しておきたかったのだ。
古い会議室の扉を押し開けると、ホコリっぽい空気が鼻をくすぐった。フロアは完全に暗く、月光だけが窓から差し込んでいる。
そこで出会ったのがフユカだった。黒い制服の女性警備員。
胸元が大きく張り、制服のボタンが苦しそうに引っ張られているのが一目でわかった。肩までの黒髪に、冬の冷えた肌。
懐中電灯の光が彼女の顔を照らした瞬間、ふたり同時に息を飲んだ。 「誰。
ここは関係者以外立ち入り禁止だよ」 フユカの声は低くて落ち着いていたが、驚きは隠せていない。俺はカメラを下げて両手を上げた。
「すまない。写真を撮りに来てるだけだ。
展示の資料で……夜の廃ビルを残しておきたくて」 彼女は少し間を置いてから、懐中電灯を少し下げた。 「カメラマン。
イチロウって……。 そんな名札、見たことない」 「フリーランスだからな。
警備員さんの方こそ、こんな廃ビルで一人。」 会話はそこで途切れなかった。
フユカは警備のシフトが終わるまでまだ時間があると言い、俺が撮った写真をチラッと見せてほしいと近づいてきた。冬の冷え込んだ部屋で、彼女の体温が少しずつ感じられる距離。
制服の肩が触れそうになるたび、胸の重みが視界に入る。フユカは笑いながら「滅多に人が来ないから、つい話したくなる」と言い、会議室のソファを指さした。
「ここ、未使用のスペース。座っていいよ。
暖房はもう切れてるけど」 ソファに腰を下ろすと、クッションが埃を出した。フユカは隣に座った。
脚が触れ合う。彼女の太ももから伝わる温かさは、冬の空気の中で際立って濃かった。
話は廃ビルの思い出、夜勤の寂しさ、俺の撮影の話に移っていく。彼女は積極的に質問を重ねてきた。
「そんなに廃墟が好きなんだ。じゃあ、今夜は特別に最上階の景色、見せてあげる」 フユカの声が少し低くなった。
その瞬間、彼女の指が俺の手の甲に触れた。触れたまま、離さない。
巨乳が呼吸とともに上下するのを、暗がりの中で視認できた。冬のビルは無音に近く、遠くで風が窓を鳴らす音だけが響いていた。
「ここなら、誰にも邪魔されない」 フユカがそう呟いたとき、俺の唇に彼女の唇が重なった。味は薄いミントと、冷えた息。
制服の上から巨乳を掌で包み込むと、柔らかさが指の間から溢れ出た。フユカは自ら服をはだけさせ、冬の空気の中で肌を晒した。
乳首はすでに硬く、冷えた指先で転がすと小さく声を漏らした。 「触って……もっと」 彼女の指示で、俺はソファに横たえられた。
フユカがまたがる。制服のスカートをまくり上げ、すでに濡れた下着をずらす音がした。
彼女は騎乗位の姿勢で腰を沈め、俺のものをゆっくりと飲み込んだ。内部の熱が冬の冷気を一瞬で消した。
巨乳が目の前で激しく揺れ、肌が触れ合うたびにぬるぬるとした音が会議室に響く。フユカは腰を前後に動かし、時折深く沈めてはぐるりと円を描いた。
「もっと奥まで……感じてる。」 彼女の声が低く震え、汗が額に浮かぶ。
乳房を両手で揉みしだすと、指の跡が白く残った。フユカの動きは徐々に激しくなり、ソファが軋む。
彼女の内壁が収縮する感覚、熱い吐息が首筋にかかる。汗と体液の匂いが混じり、冬のビルの中で濃密になった。
五感がすべて彼女に支配されている。巨乳が顔を埋められるように近づき、乳首を舌で舐め取ると、フユカの腰の動きがさらに早まった。
「イチロウ……もっと吸って」 行為は長く続いた。フユカの主導で体位を変え、再び騎乗位に戻るたび、彼女の欲求は衰えなかった。
絶頂のたびに彼女の体がびくびくと痙攣し、内壁が締め付けてくる。汗が背中を伝い、床に落ちる音が聞こえた。
最後はフユカが深く沈み込み、震えながら俺の中で達した。彼女の吐息が荒く、巨乳が大きく波打った。
行為が終わったあと、フユカは俺の胸に頭を乗せたまま、しばらく息を整えていた。汗で濡れた肌が冷えてくる。
外は相変わらず冬の風が吹いていた。 「一夜限りなんて、言ってないよ」 フユカが静かに笑う。
彼女の指が俺の胸をなぞった。次の夜も、彼女はここにいると言った。
廃ビルの最上階は、ふたりの秘密の場所になった。冷えた空気の中で、彼女の体温だけがまだ熱を残していた















































