秋の夜、ビジネスホテルの廊下は静かで、足音が反響していた。今日出張でやって来た俺、マサルはシステムエンジニアの仕事で疲れ切っていた。二十八歳、童貞のままこんなところにいる自分が情けなくてしかたない。部屋は六〇二号室。キーカードをかざすと、隣の六〇四号室のドアが同時に開いた。
そこにいたのは、長い黒髪を優雅に纏めた女性だった。白いブラウスにタイトなスカート姿。胸元が大きく張り、布が苦しそうに張っているのが一目でわかった。三十歳前後か、豊満な体型に品のある顔立ち。ユリカという名前を後で知るが、そのときはただ「隣室の人か」と軽く会釈を交わした。
「お疲れ様です。出張ですか?」と彼女が声をかけてきた。声は柔らかくて、教師らしい知的な響きがあった。俺は「はい、システムのトラブル対応です」と返事をする。彼女は少し笑って「私も学校の研修で来てるんです。夜遅くまで資料作ってて」と話した。制服ではないが、品の良い大人の女性という印象が強かった。彼女の胸の大きさは、ブラウスを着ているだけでも存在感がすごくて、目が釘付けになった。
部屋に入ってドアを閉めた瞬間、隣から聞こえる水の音が耳について離れなかった。シャワーを浴びているらしい。俺もシャワーを浴び、ベッドに横になった。秋の空気は少し肌寒くて、窓を閉めても冷気が染みる。時計は午後十一時半を回っていた。
夜が深まるにつれ、隣室から物音がした。ドアをノックする音。俺は驚いて起き上がり、チェーンを外してドアを開けた。そこにユリカが立っていた。髪をタオルで拭きながら、「すみません、部屋の鍵を落としてしまって…」と困った顔。さらに「実は、隣のあなたが若い男性だってわかって、ちょっと勇気を出してお願いに来ました」と続けた。彼女は目を伏せて、小声で「実は私、最近すごく胸が張ってて…。この状態で一人じゃちょっと…」と曖昧に言い淀んだ。童貞の俺にはその言葉の意味がすぐには理解できなかった。
彼女は部屋に入ることを許してもらうと、ベッドの端に座って深呼吸をした。ブラウスをゆっくりと開けていく。その下に現れたのは、溢れんばかりの巨大な乳房だった。張りつめた肌、青い血管が浮かび、乳首はすでに硬く尖っていた。「授乳期なんです。息子はもう卒乳したんですけど、体が反応して…。こんな体、誰にも見せられなくて」とユリカは少し恥じらいながらも、視線を俺に絡めてきた。
彼女の手が俺の股間に伸びてきた。パジャマのズボンの上から、すでに反応してしまっている部分を優しく握る。「硬くなってますね。童貞だってわかります。初めてでしょ?」と囁かれたとき、俺の理性は少しずつ揺らいだ。指の感覚が鮮明で、彼女の体温が布越しに伝わってくる。秋の夜の静けさの中で、俺の鼓動だけがやたらと大きく響いた。
「触っていいですか? すごく熱い…」とユリカは言いながら、ズボンをゆっくり下ろした。勃起したものを露出させると、彼女は目を細めて眺め、吐息を漏らした。「すごい…。こんなに若い人に触るの、久しぶりかも」。彼女の指が根元から先端まで這うように動く。ぬらぬらとした感覚は、彼女の指先に薄い蜜が混じっていたからだった。乳房を揺らしながら、彼女は俺のものを優しく包み込んで上下に扱き始めた。
「口に含んで…」とユリカは自分の乳首を俺の口元に近づけてきた。柔らかくて重い乳房が顔を覆う。乳首を咥えると、甘い液体がゆっくりと口の中に広がった。母乳の味は思っていたよりまろやかで、微かな甘みと鉄分の混じったような風味がした。彼女の手は速度を上げ、ぬちゅぬちゅという湿った音を立てながら扱き続ける。自分の乳を吸われながらも、右手は容赦なく動き、左手で俺の玉を優しく揉みしだした。
「気持ちいい? 初めての感触、覚えておいて」とユリカは息を荒くしながら囁く。俺の腰が自然と浮いてしまうほど、刺激が強かった。乳首を吸うたびに彼女の体がびくっと震え、指の動きが激しくなる。蜜液が彼女の指の間を伝って、肉棒全体をぬらぬらに濡らしていく。音が妙に強調されて、部屋の中に響く。「もっと吸って…。私の乳、全部飲んで」と彼女は命令めいた柔らかい声で続ける。俺は乳首を舌で転がしながら吸い、彼女の指が再び激しい動きを見せる。
理性は完全に崩れていた。童貞の俺にとって、こんな過激な行為は想像の外だった。彼女の乳の重み、指先のぬめり、甘い母乳の味、すべてが同時に襲ってくる。彼女の体が熱を帯びていて、俺のものに熱い吐息を吹きかける。「もう限界?」とユリカが聞きながら、指をさらに激しく上下させる。びくん、びくんと体が跳ねて、とうとう彼女の手の中で果ててしまった。
大量の精液が彼女の指と乳房に飛び散る。ユリカは満足げに微笑んで、「出てしまったんですね」と優しく拭いてくれた。彼女自身も、乳を吸われた快感で少し体を震わせていた。
その後、彼女は疲れた体をベッドに預けて、「こんなこと、誰にも言わないで」と静かに言った。朝まで少しだけ一緒に横になり、別れ際には名刺を一枚置いていった。研修が終われば帰るからと、淡々と。しかし、その夜の感覚は、俺の中でいつまでも残った。出張のホテルで体験した、異常なほどの濃密な時間。童貞の俺は、それ以降、彼女のことを忘れられなくなった。

















































