夜の夏の空気がアトリエの中にまで染み込んでいた。外ではセミがまだ元気に鳴いていたが、プライベートアトリエの大きな窓にはカーテンが下ろされていて、室内は柔らかい間接照明だけが灯っている。時計は十時を回っていた。俺は広告営業のシンゴとして、今日もユリカの新作コレクションの打ち合わせでここに来ていた。
ユリカはファッションデザイナーで、三十歳になったばかりだ。作業着は白いシャツに黒のパンツ。シャツのボタンを二つ外した胸元から、豊かな谷間がはみ出しているのが目について仕方なかった。彼女の胸は本当に大きい。モデルをやる時でさえ、サイズを合わせるのに苦労するほどだ。
「お待たせ、シンゴ。このドレスのフィッティング、もう少しで終わるから」
ユリカはそう言って、近くにあったボディに布を巻きつけながら微笑んだ。彼女は俺のことを彼女と呼ぶ関係で、付き合って三ヶ月になる。普段は忙しくて夜のアトリエで会うことの方が多かった。
「この布の落ち方がまだしっくりこないんだ。シンゴ、ちょっとモデルになってくれる?」
「俺でいいのか?」
「今日のモデルはキャンセルになったから。巨乳だからかわいがってくれる男性の目線が必要なの」
彼女はそう言うと、俺の腕を取ってドレスの裾を広げさせた。作業着のシャツを着たまま、俺の胸板に自分の体を寄せてくる。柔らかい乳房が、直接肌に当たるような感触がした。シャツの布越しでも、熱と重みが伝わってくる。
「ここ、こうやって抱き寄せるようにして……」
ユリカが俺の背中に手を回した瞬間、二つの大きな柔肉が俺の胸に押しつけられた。汗ばんだ夏の肌が、互いの体温を交換する。彼女の息が首筋にかかった。甘い香水と、布の染み込んだ微かな汗の匂いが混ざる。
「シンゴ、動かないで。ピンが刺さるから」
彼女の指が俺の胸の辺りをなぞりながら、布の位置を調整していく。乳首のあたりが偶発的に擦れて、熱い吐息が漏れた。ユリカの声が少し低くなる。
「ねえ、シンゴ。ここ、硬くなってる……」
彼女は俺の股間の膨らみに気づいたようだった。フィッティングの最中なのに、ユリカは跪くような体勢でさらに体を寄せてきた。作業着のシャツが少し乱れて、彼女の乳房が半分ほど露わになる。白く柔らかい肌が、照明に照らされて艶を帯びている。
「ユリカ、こんなところで……」
「誰も来ないよ。鍵もかけてある」
彼女はそう言って、俺のベルトに手を伸ばした。ファスナーをゆっくり下ろす音が、静かなアトリエに響く。彼女の指が内側に滑り込み、熱くなった肉を握りしめた。
「もう、こんなに熱い……。舐めていい?」
ユリカは跪いたまま、俺を見つめながらそう聞いた。目が少しとろんとしている。俺は頷いた。彼女はすぐにそれを受け止めて、熱い舌を這わせ始めた。
唾液が絡みつく音が、定期的に聞こえてくる。彼女の唇が根元まで咥え込み、舌が裏筋を丁寧に刺激する。巨乳が俺の太ももに密着したまま、前後に揺れながら奉仕を続ける。汗で湿った胸の谷間に、俺の指が自然と沈んでいく。
ユリカの息が荒くなってきた。彼女は時折、俺のものを口から離して、先端を舌で転がしながら言葉を挟む。
「シンゴのここ、すごく跳ねる……。もっと奥まで咥えちゃうね」
彼女は再び深く咥え、喉の奥で締め付けるような動きを見せた。唾液がこぼれ落ちて、床に小さな染みを作る。五感がすべて研ぎ澄まされていく。彼女の乳首が俺の掌の中で固く尖っているのがはっきりとわかった。夏の湿った空気と、彼女の甘い体臭が混ざり合って、頭の芯まで刺激される。
やがてリズムが速くなり、彼女の頭の動きが激しくなった。俺は彼女の長い髪を優しく掴みながら、吐息を漏らす。
「ユリカ、そろそろ……」
「いいよ、出して」
彼女は最後まで口を離さず、喉を鳴らしながら飲み込んだ。激しい鼓動が収まるまで、彼女は優しく吸い続けていた。
余韻の中で、ユリカはゆっくり立ち上がり、俺の胸に額を預けた。
「シンゴ、気持ちよかった?」
「最高だった」
彼女は小さく笑って、シャツの乱れた襟を直しながら言った。
「また来週も、フィッティング手伝ってくれる?」
窓の外ではセミの声がまだ続いていた。夏の夜は、まだ終わっていなかった。



















































