梅雨の朝はいつもこうだ。空は鉛色に覆われ、雨粒がアスファルトを叩く音が街全体を包み込む。俺、ゴウはいつものように家を出て、近所のバス停に向かった。通勤ラッシュの時間帯だ。スーツの袖口を軽く払い、折り畳み傘をカバンにしまい込んだのが間違いだった。駅まで歩く距離は短いはずが、急に降り出した雨でびしょ濡れになった。靴の中がぐちゃぐちゃで、足元が冷たくてたまらない。バス停の屋根の下に駆け込み、息を切らしながら周りを見回した。
バス停は小さなものだ。ベンチが一つと、時刻表のポールがあるだけ。そこにすでに一人の女性が立っていた。黒いブラウスにタイトなスカート、膝下まであるストッキングが雨に濡れて光っている。肩まで伸びた黒髪が湿気で少し乱れ、大きな胸元が白いシャツの下で強調されていた。巨乳だな、と一瞬思ったが、そんなこと考えてる場合じゃない。俺は彼女の隣に立ち、雨を避けようと体を寄せた。
「すみません、雨が急に強くなりましたね」俺は自然に声をかけた。沈黙が気まずいのが嫌だった。
彼女が振り返る。細い目元に優しい笑みが浮かんだ。「ええ、本当に。傘持ってないんですか?」
「いや、持ってるんですけど、開くのが遅れちゃって。あなたは?」
「私は持ってますけど、一人じゃ狭いんですよ。よかったら、一緒に入りませんか?」彼女が傘を広げてみせた。透明なビニール傘で、中に入ると密着せざるを得ないサイズだ。俺は少し躊躇したが、雨は容赦なく降り注いでいる。頷いて、彼女の隣に身を寄せた。
名前はマユさんだと言った。近くのオフィスで働くOLで、今日もこのバスに乗るらしい。俺も同じく通勤中。梅雨のこの時期、毎朝の雨が憂鬱だって話で盛り上がった。彼女の声は柔らかく、雨音に混じって心地いい。傘の下は湿気がこもり、彼女の体温が伝わってくる。シャンプーの甘い匂いがふわりと漂い、俺の鼻をくすぐった。視界の端で、彼女の胸が軽く揺れるのが見えて、心臓が少し速くなった。
バスはまだ来ない。時刻表を見ると、10分以上遅れそう。雨はますます激しくなり、バス停の屋根を叩く音が轟く。俺たちは傘を共有しながら、互いの肩が触れ合う距離で立っていた。マユさんのストッキングが濡れて張り付き、脚のラインがくっきり浮かんでいる。彼女の息遣いが近く、温かく湿った空気が俺の頰を撫でる。こんな朝に、こんな出会いがあるなんて、予想外だ。
「寒くないですか? 体、濡れてるみたいですけど」マユさんが俺の袖を軽く触った。指先が冷たいのに、触れたところが熱くなった気がした。
「いや、大丈夫です。でも、ちょっと冷えますね」俺は笑ってごまかした。内心では、彼女の視線が俺の下半身にちらりと向くのを感じて、ドキリとした。雨のせいか、俺の股間が少し反応し始めていた。スーツのズボンが湿気で重く、隠しきれない気配がする。
彼女がふと、俺の腰に手を回した。傘を支えるふりをしてか、それとも……。「もっと寄りましょうよ。雨が入っちゃいます」彼女の声が少し低くなった。体が密着し、彼女の大きな胸が俺の腕に当たる。柔らかくて、温かい。ブラの感触が薄いシャツ越しに伝わり、俺の息が乱れた。雨の湿った匂いが強くなり、彼女の体臭が混じって、甘酸っぱい香りが広がる。
「マユさん……」俺は声を抑えて言った。心臓が激しく鳴り、雨音がそれを隠してくれる。彼女は黙って俺を見上げ、唇を軽く舐めた。瞳に妖しい光が宿っている。こんなところで、何が起きるんだ? でも、拒否する気は起きなかった。むしろ、興奮が体を駆け巡る。
突然、彼女がしゃがみ込んだ。傘の下で、膝を折るように。俺の前に跪く形になり、スカートが捲れ上がり、ストッキングの太ももが露わになる。「バス、まだ来ないみたいですね。少し、慰めてあげましょうか?」彼女の言葉が耳に響き、俺は息を飲んだ。冗談かと思ったが、彼女の手が俺のベルトに伸びる。本気だ。
「え、待って、ここで……?」俺は慌てて周りを見回した。バス停は人気がなく、雨のカーテンが視界を遮っている。遠くの車道からエンジン音が聞こえるが、誰も気づかないだろう。彼女は微笑んで、ジッパーを下ろした。冷たい空気が股間に触れ、俺のものが露わになる。すでに半分硬くなっていた。
マユさんの手が優しく握る。温かく、湿った感触。雨の雫が傘から落ちて、彼女の髪を濡らす。彼女は顔を近づけ、息を吹きかけた。熱い吐息が俺の先端を刺激し、ビクンと反応する。「しーっ、雨音に紛れて。声、出さないでね」彼女の囁きが、耳に甘く響く。
口が触れた瞬間、俺は体を震わせた。熱い、柔らかい。唇が優しく包み込み、舌が絡みつく。雨の冷たい湿気と、口内の熱いコントラストが、俺を狂わせる。彼女の唾液が滴り、ぬるぬるした感触が広がる。視覚的には、しゃがんだ彼女の巨乳がブラウスから溢れそうで、谷間が揺れている。聴覚は雨の叩く音が絶え間なく、俺の吐息を隠す。触覚は、舌のざらつきが俺の敏感な部分を撫で、快感が背筋を駆け上がる。
「ん……マユさん、すごい……」俺は声を漏らしたが、雨音に掻き消された。彼女の頭が前後に動き、口が深くまで咥え込む。喉の奥まで感じる深さ。彼女の髪を掴みたくなるが、我慢した。代わりに、傘の柄を握りしめる。彼女の匂い、口紅の甘い味が混じった唾液が、俺のものを濡らす。味覚は想像だが、彼女の唇に残る雨の味が、俺の興奮を煽る。
心理的に、俺は混乱していた。こんな公共の場で、知り合って間もない女性にこんなことをされるなんて。犯罪じゃないか? でも、梅雨の雨がすべてを許してくれる気がした。即興の親密さ、ロマンスの予感。彼女の目が上目遣いに俺を見上げ、楽しげだ。巨乳が動きに合わせて揺れ、俺の視線を釘付けにする。彼女のストッキングの脚が俺のふくらはぎに触れ、冷たいのに熱い。
動きが速くなる。彼女の舌が渦を巻き、吸い付くように。俺の腰が勝手に前後に揺れ、快楽の波が来る。「あっ……出そう……」俺は小さく呟いた。彼女は頷き、口を離さず受け止める準備をする。雨音が激しくなり、バス停の屋根を叩くリズムが、俺の鼓動と同期する。
クライマックスが訪れた。熱いものが込み上げ、俺は声を抑えきれず漏らした。「うっ……!」射精の瞬間、彼女の口内に白いものが広がる。彼女は飲み込み、唇を離さず最後の一滴まで吸い取る。熱い口内が、俺のものを優しく包み、余韻を残す。雨の湿気が体を冷やす中、股間の熱さが残熱のように残った。
彼女が立ち上がり、口元を拭う。頰が少し赤い。「ふふ、雨の日限定のサービスですよ。バス、来そうです」彼女の声はいつも通り明るい。俺はズボンを直し、息を整えた。体が震え、膝がガクガクだ。彼女の唇に残る俺の味、想像するだけでまた興奮しそう。
バスがようやく到着した。雨に濡れた車体が近づく音が聞こえる。俺たちは傘を畳み、濡れた体でバスに乗り込んだ。座席に並んで座り、互いの肩が触れ合う。窓の外、雨が流れ落ちる。「連絡先、交換しませんか? 雨の日だけ、会いましょう」マユさんがスマホを差し出す。俺は頷き、番号を登録した。彼女の名刺には、会社名と「マユ」とシンプルに書かれている。
バスが走り出す。街の景色が雨に滲む中、俺は彼女の横顔を見つめた。巨乳の輪郭がまだ記憶に鮮やかで、口内の熱さが体に残る。梅雨のこの季節、雨が降るたびにこのバス停を思い浮かべるだろう。即興の出会いが、特別な関係を生んだ。雨のロマンス、湿気と熱のコントラストが、俺の心に刻まれた。




















































