夏の夜は、蒸し暑い空気が肌にまとわりつくように重かった。時計の針が十一時を回った頃、俺は会社が近くの現代美術館で開催している企画展の最終チェックを終え、展示室の片隅に残っていた。企画担当の取引先から急な修正依頼が入り、閉館後にだけ特別に入館許可をもらっていたのだ。白い壁とコンクリートの床が広がる企画展示室は、照明が半分落とされた状態で、巨大なインスタレーション作品が影を落としている。冷房は止まっていたが、夜の屋外よりはましだった。
そうして作品の配置を確認していると、奥の通路から足音がした。振り返ると、そこに立っていたのは、背の高い女性だった。彼女は黒いノースリーブのブラウスにタイトなスカートを合わせ、胸元が大きく張り出していた。巨乳がブラウスを押し上げ、汗で布地が薄く張り付いているのが目に入った。ミホという名前を思い出した。企画展のキュレーターで、以前一度挨拶したことがある。黒く長い髪を後ろでまとめ、眼鏡をかけていた。年齢は俺と同じくらいか、少し上くらいに見える。
「お客さん……失礼、シンジさんですね。こんな時間に?」
ミホの声は低く、静かな空間に響いた。彼女の視線が俺の作業着のようなシャツに留まる。俺は説明した。取引先の修正で残っていたこと。ミホは小さく頷き、近くの作品の前まで歩いてきた。彼女の歩き方で、胸がふるふると揺れるのが視界に入る。汗の匂いがほのかに漂っていた。夏の夜特有の、甘く重い体臭だ。
「閉館後は基本、関係者以外は……でも、今日は私も資料を忘れて戻ったばかりなんです。偶然ですね」
ミホはそう言って、眼鏡の奥で俺を見つめた。彼女の視線はどこか熱を帯びているように感じられた。展示室の薄暗い照明の下、彼女の肌は少し赤らみ、首筋に汗の雫が光っていた。俺は軽く会釈を返し、作業を続けようとした。だが、ミホは離れなかった。
「この作品、夜に見ると印象が変わりますよ。光と影が、まるで肌に触れるみたいに……」
彼女の言葉に、俺は展示室の中央にある大型のオブジェを眺めた。白い曲線が絡み合う抽象的な形だ。ミホはゆっくりと俺の横に並び、作品を指差した。その瞬間、彼女の胸が俺の腕に触れた。柔らかく、重い感触がシャツ越しに伝わってくる。思わず息を飲んだ。
「シンジさん、暑そうですね。冷房が切れているから……」
ミホの声が耳元で低く響く。彼女はさらに近づき、胸を押しつけてくるような動きをした。布越しに感じる乳の弾力は想像以上に大きく、温かい。汗で濡れたブラウスが触れた部分に、湿った熱が染みる。 mirada 彼女の息遣いが少し荒くなっていた。心臓の音が大きく聞こえる気がした。
「ここ、誰も入ってこないんです。セキュリティも今日は緩い日で……」
彼女はそう囁きながら、俺の手を取った。指が汗でべっとりしている。ミホは俺を作品の陰、壁際の暗いスペースに連れて行った。展示室の密室感が、緊張を高める。彼女の胸が、俺の胸に密着した。ブラウスの中の柔肉が押し潰される感触が鮮明だ。豊満な乳房の重みが、腹の辺りにまで及び、熱が体全体を包み込む。
ミホの目が、少し濡れているように見えた。彼女は俺のシャツのボタンを一つ外し、手を滑り込ませた。指先の冷たさが、汗ばんだ肌に触れる。
「こんなところで、いいですか……?」
問いかけに、俺は無言で頷いた。理性が溶けていく。彼女の胸が再び近づき、今度はわざとらしく体を密着させてきた。巨乳がシャツの上から俺の胸を覆い、押しつけられる。乳首の形が浮き上がっているのが、布越しに感じ取れた。甘い汗の香りが鼻を突く。彼女の髪から、シャンプーの匂いと体温の混ざった匂いが立ち上る。
ミホはさらに体を寄せ、両手で俺の腰を引き寄せた。彼女のスカートが俺の脚に絡む。布地の下の太ももの感触が熱い。展示室の静けさの中で、彼女の荒い息と、俺の鼓動だけが聞こえる。ミホはゆっくり膝をついた。視界に彼女の豊かな胸が正面から迫る。ブラウスを脱がせようとする動きではなく、服の上から包み込むように胸を寄せてきた。
「抱きしめてあげる……この胸で」
ミホの言葉通り、彼女は俺のズボンのファスナーをゆっくり下ろした。すでに硬くなったものを、温かい指で取り出した。ミホは自分のブラウスを少し緩め、豊満な乳房を露わにした。白く大きな乳が、重力に従って揺れる。乳首はすでに尖り、汗で光っていた。彼女は両手でその乳を寄せ、俺のものを挟み込んだ。
最初は優しく、乳の谷間で包み込むように上下に動かした。柔らかい肉が押し潰され、熱い感触が包み込む。乳の間から先端が飛び出すたびに、ミホの息が荒くなった。彼女の乳房は想像以上に大きく、俺のものを完全に覆い隠す。摩擦が徐々に強くなり、乳の内側の熱い肉が刺激を与える。汗でぬるぬるした感触が、動きを滑らかにした。
「熱い……シンジさんの、すごく硬い」
ミホの声が震えていた。彼女は舌を伸ばし、先端を軽く舐めた。味は汗と体液の混じったもの。俺は壁に手をつき、息を殺した。ミホの胸の動きが激しくなる。左右から強く押しつけ、激しく前後に振る。乳の重みが打ちつけられるたびに、鈍い音が響いた。彼女の乳首が俺の腹に触れ、硬くなった感触が伝わる。
五感が混ざり合う。視界には彼女の汗に濡れた乳房が上下に揺れ、触感は熱くぬめる乳肉、聴覚には彼女の吐息と肉が擦れる音、嗅覚には彼女の体臭と自分の体臭が混ざり、味覚には先ほど舐めた時の塩っぽい味が残る。時間が止まったように感じられた。
ミホはさらに激しく動き、乳の谷間で締めつける。俺は腰が震えるのを抑えきれなくなった。彼女は目を見上げ、囁いた。
「もう、いいですよ……出して」
その言葉で限界が来た。俺は彼女の乳の間に射精した。熱い液が乳肉を汚し、ミホの胸に白く飛び散る。彼女はそれを丁寧に包み込み、最後まで搾り取るように動かした。余韻の中で、ミホはゆっくり立ち上がり、胸に付いたものを指で拭った。
「また……会いましょう」
彼女はそう言って、シャツを直した。展示室の闇の中で、彼女の姿が少しずつ遠ざかっていく。汗と体液の匂いが残り、俺はしばらく壁に寄りかかったまま、息を整えた。夏の夜はまだ続いていた。

















































