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夜のオフィスビルは、冬の冷たい空気が窓ガラスに薄く張りついていた。残業明けのフロアはほとんど人がおらず、蛍光灯が落ちた一部のデスクだけが暗い。俺、ショウタは三十代半ばの銀行員で、顧客リストのデータ整理がまだ終わっていなかった。時計は夜の十時半を回っていた。
デスクの向かい側で、同じ支店の後輩アカネがまだいる。彼女は二十代後半で、毎日見かける黒いパンツスーツの上からでもわかるほど豊かな胸が特徴だった。冬のオフィスらしい、黒いタートルネックのセーターを着ていて、その下の膨らみがデスクに寄りかかるたびに形を変えた。黒いストッキングに包まれた脚を軽く組み、ノートパソコンに向かう横顔は、真面目そうに眉を寄せている。
「ショウタさん、まだ終わりますか?」
アカネが声を上げた。控えめだが、少し息を弾ませるような響きがあった。
「もう少しだ。君も帰っていいぞ」
「私も同じ資料、追いかけてるんで。……寒いですね」
彼女は立ち上がり、自分の席から湯気の立つマグカップを持って近づいてきた。黒いセーターの胸元が、机の端に軽く当たる。柔らかそうな膨らみが、俺の目の高さで揺れた。
「アカネ、厚着してるのに寒いのか」
「外が冷えてるから、室内でも体が冷えるんです。……ショウタさん、肩凝ってませんか」
アカネはマグカップを置くと、俺の後ろに回ってきた。指先が肩に触れる。温かい感触がスーツの布越しに伝わってくる。
「少し揉んであげますよ。残業続きで疲れてるでしょう」
「いいよ、そんなことまでしなくても」
「いいんです。私、ショウタさんが好きで、残業を手伝いたかっただけだから」
その言葉を聞いて、俺は一瞬動きを止めた。彼女の指が肩の筋肉をゆっくり押す。息遣いが耳元で聞こえた。
「アカネ……」
「私が積極的すぎるって思われますか? でも、冬の夜のオフィスで二人きりって、なんだか特別な気がして」
アカネの声は低めで、抑揚が少ない。指の圧が徐々に強くなり、首筋まで降りてくる。彼女の胸が背中にふれる。柔らかくて重みのある感触が、布越しに背中に伝わった。
「こんなところで……」
「誰も来ませんよ。警備も一時間に一回しか回ってこないし」
彼女は少し笑った。息が首筋にかかる。甘い香水と、わずかな汗の匂いが混ざっていた。
アカネは俺の顔をこちらに向けさせた。黒い瞳が真っ直ぐに見つめてくる。
「デスクの下に入ってもいいですか?」
「何を……」
「ショウタさんを気持ちよくしてあげたい」
彼女は跪くようにデスクの下に滑り込んだ。黒いストッキングの脚が床に触れる音が小さく響いた。セーターの胸が、俺の太ももに押しつけられる。柔らかくて温かい。布越しにも、その形と重みがはっきりとわかった。
アカネの手がジッパーを下ろした。冷たい空気が股間に触れると同時に、彼女の吐息がそこにかかった。
「熱い……」
彼女の唇が先端に触れた。柔らかくて湿った感触。舌がゆっくりと這う。唾液の音が、静かなオフィスに小さく響いた。
アカネは胸を俺の膝の間に置きながら、口を動かした。豊かな膨らみが太ももを挟むように押しつけられ、セーターの生地が擦れる音が聞こえる。口の中は熱く、舌が裏筋を丁寧に舐め上げる。時折、彼女の息が荒くなるのが伝わってきた。
「ん……んっ」
アカネの喉が鳴る。口を深く沈め、鼻先が腹に当たる。胸が大きく揺れ、俺の脚に当たるたびにその柔らかさが強調された。ストッキングの脚が床で小刻みに動く。冬の冷えた床に触れて冷たくなっているはずなのに、彼女の体は熱を帯びていた。
手が太ももを握り、指が食い込む。口の動きが速くなる。唾液が零れて、陰茎を濡らす。音が次第に淫らに響いた。
「アカネ……もう」
「まだ……もう少し」
彼女は一度口を離し、息を大きく吸った。唇が光って見えた。すぐに再び口を包み、激しく上下させた。胸を押しつけながら、首を前後に振る。そのたびに、豊かな膨らみが膝に擦れ、形を変えた。
感触が強くなる。熱い口腔内が締めつけ、舌が敏感な部分を的確に刺激する。息遣いが乱れ、アカネの肩が小刻みに震えた。
限界が近づいた。俺は机を握りしめた。
「出る……」
アカネは口を離さなかった。喉を鳴らして飲み込みながら、最後まで受け止めた。体が大きく震える。冬のオフィスなのに、汗が背中を伝った。
彼女はゆっくり口を離し、唇を拭った。黒い瞳が上目遣いに俺を見上げた。息がまだ荒い。
「ごちそうさまでした、ショウタさん」
アカネはデスクの下から這い出てきた。セーターの胸元が乱れ、ストッキングの膝に軽く埃がついていた。彼女はティッシュで口元を拭きながら、静かに笑った。
「これで、残業の疲れが少し取れましたか?」
「アカネ……」
「誰にも言いませんから。冬の夜は、こうして二人で過ごすのも悪くないと思います」
彼女は自分の席に戻り、パソコンを閉じた。外の冷気が窓からわずかに這い込んでくる。彼女の吐息が白くならない程度に、室内はまだ温かかった。
「じゃあ、私はこれで失礼します。明日もよろしくお願いします、ショウタさん」
アカネはスーツのジャケットを羽織り、静かにフロアを後にした。黒いストッキングの脚が、薄暗い通路で規則正しく動く音が聞こえた。
俺はしばらくデスクに残り、息を整えた。冬の夜のオフィスは、再び静かになった。


























































