海辺のリゾートホテルに到着した俺は、強い日差しに照らされた屋外プールに足を踏み入れた。夏の昼下がり、青い空に白い雲が浮かび、海風がチリチリと塩の匂いを運んでくる。プールサイドのデッキチェアに腰を落ち着け、水着姿の観光客たちをぼんやり眺めていた。ターコイズ色の水面が光を跳ね返し、遠くで波の音が聞こえる。俺は会社員のタツヤ、連休を使って一人で来ていた。
そんな時、プールの階段を上がってきた女性が目に入った。黒いシンプルなビキニを身に着けたサエコだ。大学病院で内科医を務める三十歳と自己紹介した彼女は、引き締まった肢体と柔らかな胸の谷間が印象的だった。第一印象は落ち着いた大人の女というもの。日焼けした肌に白いビキニのストラップが映え、濡れた髪が肩に張り付いている。俺が軽く会釈すると、彼女も微笑み返した。
「ここ、意外と穴場ですね。プライベートっぽい感じがします」 サエコが近づいてきて、デッキチェアの隣に座った。彼女の声は低めで落ち着いている。汗が額を伝うのを指で拭う仕草が、どこか色っぽかった。プールサイドのスピーカーから淡いBGMが流れ、アイスクリームを売るカートの鈴が鳴る。俺はビール片手に「初めて来たんですけど、いいところですよね」と返した。彼女の視線が俺の肩や胸を素早く横切るのが感じられた。
サエコは大学病院の話をしてくれた。忙しい毎日の中で、こういう休みが大事だと。俺も仕事の愚痴を少し漏らすと、彼女は「たまにはこうやって身体を休めないとね」と優しく笑った。プールの水面が揺れ、飛び込みの水音が響く。日差しが強くて、俺の背中がじっとり熱を持ってきた。彼女の肌も同じく、微かな汗の匂いが混じり、近くで感じるだけで心臓が少し速くなる。サエコはプールに入る準備をしながら、俺の方を見て小さく首を傾げた。
「一緒に泳ぎませんか? このプール、浅いエリアもあるので」 誘いに乗ることにした。プールに入ると、水は冷たくて心地よい。彼女の隣で浮かびながら、会話が続いた。サエコは内科の専門で、患者の話を聞くのが好きだという。俺はそんな彼女の真剣な表情に惹かれていった。浅瀬で彼女の腕が時折触れ、柔らかい感触が残る。水の中でも彼女の視線が熱を帯びてきたのがわかった。夏の光が水面をキラキラさせ、彼女の唇が少し潤んでいる。
プールから上がったサエコは、タオルを巻きながら俺の隣に座った。会話は自然と個人的な話題へ移った。「こんなところで知らない人と話すのって、新鮮ですね」と彼女が言う。俺も「俺も久しぶりにリラックスできました」と応じた。日差しが強くなる中、彼女のビキニから零れそうな胸元に視線が吸い寄せられる。サエコはそれに気づいたように、わざとらしい仕草でストラップを直した。触れ合った手を引かれ、プール脇の少し人影の少ないエリアへ移動する。彼女の指が震えるように俺の手を握り返すのが伝わってきた。五感が鋭くなる。塩っぽい風、彼女の体温、遠くの波音。
サエコが小声で囁いた。「ここ、意外と誰も来ないエリアなんですよ。」 水着のひもを指で弄る仕草に、俺の理性が揺らぐ。彼女の息遣いが近づき、耳元で「少し、時間をもらえますか」と誘う。触れ合う肩の熱、彼女の香水と汗の混ざった匂いが鼻を刺激する。会話が続くなか、サエコは次第に積極的になった。彼女の指が俺の胸をなぞり、水着の上から腰に触れる。プールサイドの木陰で、彼女の唇が俺の首筋に触れた瞬間、すべてが加速した。
「ここで……いいんですか?」 俺が確認すると、サエコは微笑みながら「昼間だからこそ、興奮するでしょう」と答えた。彼女の水着がずらされ、熟れた胸が露わになる。触感は柔らかく、熱を持っていた。彼女が俺の上に跨がる。激しい動きが始まり、彼女の腰が容赦なく上下する。日差しの中で汗が飛び散り、肌と肌がぶつかる音が響く。彼女の内側の締め付けが強烈で、俺はすぐに限界を迎えた。一度目の射精後、彼女は休むことなく動き続ける。呼吸が荒くなり、彼女の吐息が耳元で聞こえる。「もっと……感じて」と囁かれる。
二度目の、三度目の波が押し寄せる。彼女の熟れた身体が波打つ様子が視界いっぱい。プールの水音と混ざり、彼女の吐息が夏の空に溶ける。五感すべてが彼女で満たされていく。抵抗する気力は失われ、彼女の積極性にただ身を委ねた。日差しが強く、肌が熱く焼けていく感覚。彼女の汗が俺の胸に落ち、塩辛く舌で味わうような錯覚を覚える。彼女の動きは止まらず、俺は何度も果てた。
行為が終わり、二人で息を整える。サエコは少し疲れた笑みを浮かべ「こんなこと、初めてです」と漏らした。遠ざかる別れ際に、彼女は名刺を一枚手渡した。「また病院の方で会えるかもですね。」 プールサイドに残った俺は、強い日差しの下でまだ体温が冷めない感覚を味わっていた。夏の記憶として、彼女の熱が残る。


















































