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リハーサルは春の昼間、インディーズ音楽スタジオの小さな防音室で始まった。俺はシンゴ、ベースを担当している。壁は黒い吸音材で覆われ、楽器ケースやアンプのコードが床に散らばっていた。窓はない。外の春の空気は完全に遮断され、部屋の中は少し乾燥した空気と、昨日までの練習でこもった汗の匂いが薄く残っていた。
フミカは今日も白いTシャツに黒のスキニージーンズというシンプルな格好で現れた。胸のラインがTシャツの生地をきつく押し上げていて、歩くたびに重みで揺れるのが目についた。彼女は新しく入ったボーカルで、声は低めでハスキー。俺たちのバンドに初めて顔を合わせたときから、視線が絡むことが多かった。
「シンゴ、ベースラインもうちょっと厚く入れてもらえる? 今日の曲は低音が欲しいんだよね」
フミカがマイクスタンドの前で言った。俺はベースを構え直した。指がフレットに触れる感触がはっきりしている。午後の練習は最初から集中していたが、部屋の狭さと二人きりという状況が、徐々に空気を重くしていった。
二時間ほど練習を続けた後、フミカがアンプの電源を切った。
「ちょっと休憩しようか。喉が少し枯れてる」
彼女は床に座り込んだ。ブーツを脱いで、素足を床に伸ばす。Tシャツの首元が少し緩んで、鎖骨の影と胸の谷間が見えた。俺はベースをスタンドに立てかけ、壁にもたれた。
「新入りなのに、すぐ馴染んだな」
「みんな優しいから。シンゴも、なんか落ち着く」
会話が途切れた。静かな防音室では、自分の呼吸音がやけに大きく聞こえる。フミカが立ち上がって俺に近づいてきた。距離が一メートルくらいになったとき、彼女の香水の甘い匂いが鼻に付いた。石鹸と少しの汗が混じった、若い女性の匂いだ。
「シンゴ、実は昨日から気になってた」
フミカが低い声で言った。彼女はさらに一歩近づき、胸を俺の腕に軽く押し当てた。柔らかくて重い感触が、布越しに伝わってきた。心臓の音が急に大きくなる。
「どういう意味だよ」
「この部屋、完全に音漏れしないよね。誰にも聞こえない」
彼女は膝をついた。床の埃が少し舞う。フミカの両手が俺のベルトに触れた。金属のバックルがカチッと音を立てた。俺は壁に手をついて、動きを止めることができなかった。
「いいの? リハ中なのに」
「いい。急いでるし」
ジッパーが下ろされる音が、静かな部屋に響いた。下着ごと下ろされた瞬間、冷たい空気が肌に触れた。フミカの指が根元に絡み、温かい吐息が先端にかかった。
彼女は大きく息を吸い、舌先でゆっくり舐め始めた。唾液の感触がぬるりと広がり、俺のものは一気に硬くなった。フミカの唇が包み込む。口の中の熱と、舌の動きが交互に刺激を与える。彼女の胸が俺の太ももに当たっていて、柔らかい膨らみが押しつけられていた。Tシャツの布が少しずれ、肌が直接触れる部分もあった。
「ん……」
フミカの喉で小さく響く声が、部屋の壁に吸い込まれていく。彼女は徐々に深く咥え、頰をすぼめる動きを繰り返した。唾液が溢れて、床に落ちる音が聞こえた。俺は彼女の髪を軽く掴んだ。黒い髪が指に絡まる感触が、興奮をさらに高めた。
防音室の中は完全に密閉されている。外の音は一切入らず、俺たちの吐息と、湿った音だけが支配していた。彼女の巨乳が上下に揺れ、俺の脚に押し当たるたびに、異なる刺激が加わった。フミカは時々目線を上げて俺を見た。瞳が潤んでいる。
「シンゴ、気持ちいい?」
彼女が口を離して聞いた。唇が光っていた。
「ああ……やばい」
再び口に含んだ瞬間、吸引力が強くなった。舌の先で亀頭を丁寧に刺激しながら、根本まで飲み込む動き。喉の奥が締め付ける感覚が伝わってきた。俺は腰を少し浮かせて、彼女の動きに合わせた。散らばったケーブルが足元で少し音を立てたが、すぐに忘れた。
フミカの手が俺の太ももを鷲掴みにして、顔を前後に動かし始めた。息を整えるために時々口を離し、舌で丁寧に舐め上げる。その繰り返しが、徐々に俺を追い詰めていった。甘い香水の匂いと、彼女の唾液の匂いが混じって、部屋の中に充満していた。
「もう……」
俺が声を上げたとき、フミカは深く咥えたまま動きを止めた。喉が収縮する感覚が一気に高まり、俺は彼女の口の中に全てを放った。熱い吐息が続き、彼女の肩がわずかに震えた。
フミカはゆっくり口を離し、唇の端を指で拭った。床に少し溢れた白いものが、黒い床に落ちた跡を残した。
「すごかった」
彼女が微笑んだ。胸がまだ激しく上下している。
「バンドのこと、誰にも言わないよね」
「言うわけない」
二人はしばらく黙って息を整えた。防音室の空気は、行為の匂いで少し重くなっていた。フミカが立ち上がり、Tシャツを直した。胸の形がはっきり残っている。
「続きはまた今度、ゆっくり」
彼女はマイクスタンドを直し、普通の顔に戻った。外の時間はまだ午後だった。防音室のドアを開けたとき、春の外の空気が少しだけ流れ込んできた。俺たちは何事もなかったように、次の曲の話に戻った。
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